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リバウンドを防ぐためには脳をだましてダイエットをする!

 2016/06/23 ダイエットの方法
この記事は約 5 分で読めます。 1,267 Views

ダイエットをして、1番の敵がリバウンド。

特に短期間で痩せようと思って、食事制限をしたり、同じものを食べ続けるようなダイエットをしちゃうとやってしまうのがリバウンドです。

リバウンドさせ起きなければ痩せていたのに…そうは思ってもリバウンドは強敵で、ダイエットをする前よりも太っちゃったって言う人もいますよね。

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株式会社マーシュの調査によると、ダイエットをした経験ある人594人に調査した結果、リバウンドは58.1%の人が経験しています。その中でも、43.3%以上の人が2回以上のリバウンドを経験しているんです。

太って痩せて、太って痩せてを繰り返すと、筋肉が落ちて、脂肪が増え、動脈硬化がすすんで、心臓や脳に負担をかけることにもなります。 また、極端に偏ったダイエットをすると過食や拒食を繰り返してしまう可能性もあります。

リバウンドはダイエットだけではなく、健康も脅かしてしまいます。 そこで、なぜリバウンドが起こるのか、リバウンドを防ぐにはどうしたらいいのか伝えていきましょう!

リバウンドの原因は脳にあり

リバウンドの原因の1つは脳にあると考えられています。

医師で15kgのダイエットに成功した、池谷医院院長の池谷敏郎先生が本当に痩せる方法としてテレビで紹介していました。

その話によると、リバウンドの原因は脳にあるといいます。食事制限などで、体にためているエネルギーが少なくなってくると、脳がエネルギー倹約モードに切り替わります。

倹約モードってなんだ?

脳には体のエネルギーの量が減ると体を守るために、体を倹約モードに切り替えて、エネルギーの消費量を抑えようとするんです。

なんで、こんなモードが脳に備わっているのか…。 それは、大昔のことになります。縄文時代とかその前の話ですね。

そのころはいつでも食べ物が手に入れることはできませんでした。 獲物をとったり、生えてる草を食べたり、安定して食料を得るということはできなかったんですよね。

そんな状態でいつも同じようにエネルギーを消費し続けると、生命が危険になってしまいます。

なので、少量のエネルギーでも生き延びることができるように、脳には倹約モードのスイッチが備わっているんです。 だた、この倹約モードのスイッチがダイエットには強敵になります。

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脳が倹約モードになるとリバウンドの原因に

脳が倹約モードに入ると、少ない食事でも、少しでも長く生きることができるようにエネルギーの消費量を調整します。

これがどういうことかというと、今まで100の量の食事をしていて、「痩せるぞ!」と決心をします。 簡単にできるのが食事制限なので、食事量を70まで量を3割減らします。

最初は食事量が減ることで、これまでと同じようにエネルギーを使うために、脂肪を燃焼させてエネルギーを得るので、痩せていきます。

ところが、脳が倹約モードに入ると食事量が70でちょうどいい体になってしまいます。そうなると、食事制限をしていても、脂肪は燃えず、痩せなくなってしまいます。いわゆるこれが停滞期です。

ここで、もう痩せない!と思って諦めて食事の量を100に戻すと、脳は食事量が70でいいからだにしてしまっています。30の量がとりすぎのエネルギーになってしまいます。

この30が脂肪に変わってしまうためにリバウンドしてしまうんです。それに気がつかずに100の食事量を摂り続けていると、ダイエット前よりも太ってしまうんです。

なので、過度な食事制限を繰り返すと痩せるのではなく、太ってしまいます。

倹約モードに切り替わるポイントは

じゃあ脳はどれぐらいの食事制限で、倹約モードに切り替えるのか…。池谷先生によると、1ヶ月で体重の5%以上痩せると倹約モードに切り替わります。

  • 50kgの人は2.5kg
  • 60kgの人は3kg
  • 70kgの人は3.5kg

この体重を超えるダイエットをすると脳が倹約モードのスイッチがONになってしまうんです。

リバウンドしたくなければ絶対に覚えておきたい数字です。 一度リバウンドモードに脳が入ってしまうと、1ヶ月は解除されないといいます。

食事制限をして、停滞期になったからといって、食事の量を下げるとリバウンドの可能性がかなり高まることになるので気をつけないとだめですね。

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倹約モードに入れないために…脳をだます

倹約モードに入れないためには、食事を減らしたとしても、しっかりと食べることができたと思わせることが大切です。

脳に満腹感を与えるためにガムを噛む

脳に満腹感を与えるための方法の1つは、ガムを噛むことです。

脳は物を噛むことで満腹中枢が刺激され、満腹感を得ることができます。 食べ物を噛むと約15分~20分後にヒスタミンが分泌されて満腹中枢が刺激されます。

なので、食事を食べ始めるときにはある程度、満腹感を得ることができます。

食事の15分前にガムを噛むようにしましょう! ガムが苦手という人は、ガムでなくても噛みごたえのあるものならOKです。ただ噛むものはカロリーの少ないものにしておきましょう。

皿を小さくして脳をだます

そしてもう一つの脳を満足させる方法が料理をのせるお皿を小さくすることです。

これは、錯視のせいで、実際の食べ物の量よりもたくさん食べたと脳が勘違いするんです。デルブーフ錯視を使った方法です。

お皿が小さいと中のものが同じ大きさでも大きく見えるというものです。なので、小さいお皿を使うだけで、脳は多くの量を食べたと勘違い。少ない量でも満足してしまうんです。 これを半年間続けて-27kgを達成した人もいるので驚きです。

まとめ

極端な食事制限ダイエットをしていしまうと、一生続けることができればいいですが、そうはいきません。

食べられないストレスが体にいいことはないです。最悪、リバウンドして、痩せるどころか太ってしまいます。

少しずつ食事制限をして、その時に脳をだますことを忘れないようにして、倹約モードにいれないように食事制限をすることがいいです!そして、筋肉を落とさないように、ゆる~く筋トレはしておきましょう!

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ケンイチ

ずっと痩せていたのに、アラフォーになると体にどんどん脂肪がついてくる…。このままではいけない!って決心して色々なダイエットを実践して少しずつ痩せています。

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