胆汁の脂肪燃焼効果でダイエット。これで痩せる!
ダイエットを成功させるには、自分の体の機能をうまく使って痩せることが必要です。
がむしゃらに食事制限をしたり、なにか1つの食品だけ食べ続けるようなダイエットをしていても、その時は痩せても、時間ともに元通り、それどころか、元の体重を超えて太っちゃいます。
ダイエットで痩せることは美しい体をつくために必要なのですが、ただがむしゃらにやるっていうのはできる人ならいいですが、できない人ならリバウンドに苦しむ可能性が高いです。
そこで、体の痩せる機能をうまく使って健康的にヤセていきましょう。今回紹介するのが、胆のうから分泌される胆汁を利用したダイエット方法を紹介しましょう!
これは、テレビ番組で池谷医院院長の池谷敏郎先生が教えてくれていた方法です。
Contents
胆汁っていったい何?
胆汁というのは肝臓で作られて、子どもの握りこぶしぐらいの大きさの胆のうで貯蔵されています。胆汁には胆汁酸と胆汁色素があります。
胆汁酸が脂肪の吸収や分解を手助けする役割を果たし、胆汁色素は大便に色をつけています。胆汁色素がなかったら、白色の便が出るそうですよ。
この胆汁は1日に約600ml分泌され、食後に体内をめぐり、油を分解して、その油を小腸から吸収する手助けをします。
胆汁がなぜダイエットに役立つのか
油を吸収・分解して色をつける胆汁。この胆汁をの素晴らしい新事実が明らかになったんです。
世界、最高峰の科学誌Natureで胆汁は脂肪燃焼を高めるという研究結果が掲載されたんです。Natureで発表された論文を池谷先生が噛み砕くとこんな内容だったんです。
胆汁は脂肪燃焼の現場監督的な存在をしています。
胆汁が細胞にある、ミトコンドリアに脂肪を燃やしてエネルギーをつくる司令を出しているという内容のことが掲載されていたんです。
要するに胆汁は油を吸収しやすくするだけではなく、脂肪を燃焼することにも役立っているということなんです。
胆汁を増やせば脂肪が燃やせる?
じゃあ胆汁の量を増やせば脂肪がガンガン燃えて、体も痩せやすいヤセ体になるのか!って思いますよね。そうなら胆汁をふやして、痩せるぞ!って思っちゃうんですが、そうはいきません。
なぜならば、人間の胆汁の量は増やせないんです。
胆汁は体内をめぐった後に肝臓にもどってきます、そして、古い胆汁がまた、新たな胆汁となって再利用されます。
なので、体内の胆汁の量はほぼ一定で増えないんです。
でも、新しい胆汁は脂肪燃焼効果が高い!ということも言われています。そこで重要なのが、古い胆汁を捨てる方法が必要だということですね。
古い胆汁を捨てるには便秘を解消する
胆汁は再利用されてはいますが、排泄されているんです。胆汁は便の色をつけるという役割をしていましたよね。
1回の排便で体内の5%の胆汁が排出され、その分の新しい胆汁が作られます。
なので、便秘を解消し古い胆汁を排出することで、脂肪燃焼の効率を上げると期待できるんです。
便秘はダイエットの体的なんだ!ということがよくわかりますよね…。
便秘を解消するには水溶性食物繊維
便秘を解消するには食物繊維をしっかりと摂ることが大切です。そして、その食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つにわかれます。
水溶性食物繊維は水に溶けると、ドロドロになるので便を柔らかくし滑りを良くしてくれます。
これに対して、不溶性食物繊維は消化吸収されず便の材料になって、便の量を増やす役割があります。このバランスが大事なんです。
不溶性食物繊維:水溶性食物繊維=2:1で摂ることが大切です。特に水溶性食物繊維を意識して摂るといいです。
池谷先生が水溶性食物繊維がとれやすいとしてすすめていたのがらっきょうです。しかもらっきょうを作ったスムージーです。
池谷先生が紹介していたらっきょうスムージーの作り方
- らっきょう 3粒
- リンゴ 100g
- レモン汁 大さじ1
- はちみつ 大さじ1
- 水と氷 100g
- お好みでミント
これの材料をミキサーにかければOKです!ちょっと不味そうですが…。
胆汁を利用したダイエットの方法を紹介しました。結局は便秘を解消することが痩せやすい体に繋がるということです。
便秘は痩せにくい体だけではなく、美容にも、健康にも大敵!できるだけ早く解消して、健康に痩せやすい体を手に入れましょう!