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もち麦がデブ菌を退治!痩せやすい体を作る

 2016/06/28 ダイエットの方法
この記事は約 7 分で読めます。 1,377 Views

痩せるのには便秘を解消することが非常に重要になります。脂肪を燃焼させるために大切な胆汁などを新しく作り出すためには、便をしっかりと排泄できないといけません。

また、便が腸の中に留まっていたら、ポッコリお腹の原因にもなります。ダイエットを成功させるためには便秘を解消するというのが絶対に不可欠なんです。

便秘を解消するためには腸内環境を良くして、便が出やすい状態を作らなければいけません。そのポイントとなるのが、食物繊維です。なかでも水溶性食物繊維をしっかりと摂ることが超大切です。

腸内環境が悪いとデブ菌が増えてしまう

デブ菌そんな菌がいるのか…。太る原因は色々あります。運動不足・遺伝・暴飲暴食などなど色々と思いつきます。その中に1つに腸内環境の悪化があるんです。

腸内環境が悪化すると太りやすくなり、そんな人の腸にはデブ菌がいるというんです。

腸内環境がデブと関係するという研究結果が

2006年科学的権威のある雑誌Natureにワシントン大学の腸内環境の研究が発表されました。

その研究の内容は、肥満の人の腸内環境と、痩せている人の腸内環境をそれぞれ無菌状態のマウスに移植すると、どのような変化をするものかを調べるものでした。

腸内環境が関係していたら、太っている腸内環境を移植されたマウスは太るはずですよね。

この実験の結果は、35日後、肥満の人の腸内環境を移植したマウスは痩せている腸内環境を移植したマウスに比べて20%も太ってしまったんです。

この結果をうけて、腸内環境がデブと関係するということが証明されたんです。

肥満の腸内に多いデブ菌がファーミキューテス門

肥満の人と痩せている人の、腸内環境を調べてみると、肥満に人の腸内環境にはファーミキューテス門と言われる菌が多く、やせている人にはバクテロイデス門という菌が多いことがわかったのです。

  • ファーミキューテス菌→デブ菌
  • バクテロイデス菌→ヤセ菌

と呼ぶようになりました。つまり、デブ菌を減らして腸内環境を良くすれば、肥満は解消されることが期待できます。

デブ菌の性質とは

デブ菌は必要以上に脂質や糖質をためこんでしまう性質を持っています。なので、腸内環境が悪いとせっかく吸収した栄養素が細胞に入ってくれなくて、皮下脂肪や内臓脂肪にいってしまいます。

いいことなしですね…。デブ菌を退治することが1つのポイントになりますね。

デブ菌を減らすにはどうしたらいい?

痩せるためにはデブ菌を減らすことが大事なんですが、デブ菌を減らすためにすることは腸内環境をよくすることです。

腸内環境をよくするためには、ヨーグルトとか納豆なんかの発酵食品を食べて、腸内の善玉菌の数を増やすことが大切です。

でもこれだけでは不十分なんです。もちろんヨーグルトや発酵食品などから善玉菌をとることは大切なんですが、善玉菌を増やすと共に、善玉菌のエサになる食物繊維を摂ることが大切です!

善玉菌のエサとなる良質な食物繊維を摂ることで、善玉菌が活発に働くようになりデブ菌を減らすことが期待できます。

水溶性食物繊維がデブ菌を減らすポイント

食物繊維には水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維の2種類があります。

水溶性食物繊維が糖質や脂質の吸収を抑制する働きがあり、肥満解消に効果的なのです。しかし、水溶性食物繊維が豊富に含まれている食材は一度に多くの量を摂るのが難しいのも現実…。

そんな水溶性食物繊維を手軽に摂ることができるのが、最強食材のもち麦です。

もち麦の食べ方と成分

もち麦というのは、大麦の中の1つです。最近ではスーパーでも簡単に手に入り、白米と混ぜてもち麦ごはんとして食べるのが一般的です。

もち麦の食べ方は…

白米ともち麦を1:1の割合でまぜます。

2合炊く場合の水の量は、炊飯器のメモリの2と3の間が目安です。軽く混ぜて普通に炊飯器で炊けば出来あがりです。

簡単ですね!余ったもち麦ごはんは冷凍しても成分は変わらないので冷凍しても問題ありませんよ!時間がある時に炊いて冷凍して逸でも食べることができるようにしておくといいですね。

もち麦は朝食で食べると、1日のカロリー摂取量や血糖をコントロールできるので、朝食に食べることがおすすめです。

もち麦の水溶性食物繊維が凄い

もち麦には水溶性食物繊維が100g当たり9gも含まれます

もち麦が最強食材と言われる理由は、水溶性食物繊維の1つであるβグルカンが豊富に含まれているからです。

βグルカンはもち麦の中央部分に含まれているもので、体の中に入ると水分でゼリー状になり、糖質や脂質を包み込んで吸収を抑える働きがあるのです。

つまり、水溶性食物繊維のβグルカンが豊富なもち麦を食べることでデブ菌が減るのです。

2週間每日もち麦を食べるとめっちゃ痩せる

実際のもち麦で痩せることができるのかテレビ番組で実験していました。実験の対象になっていたのが虻川美穂子さんと信江勇さんの二人です。

この二人に次のような実験をしていました。

  • もち麦ごはんを毎朝一膳食べる
  • それ以外は食事は普段通り
  • 期間は2週間

2週間での結果はどうだったのか

虻川美穂子さん

 腸活前腸活後変化量
体重67.7kg65.1kg-2.6kg
腹囲99.5cm86.0cm-13.5cm

腸内環境

 腸活前腸活後
デブ菌34.1%15.7%
ヤセ菌56.1%75.2%
不明菌9.8%9.1%

信江勇さん

 腸活前腸活後変化量
体重93.3kg87.7kg-5.6kg
腹囲124.0cm111.0cm-13cm

腸内環境

 腸活前腸活後
デブ菌51.8%50.8%
ヤセ菌42.0%41.9%
不明菌6.2%7.3%

2週間のもち麦ダイエットで挑戦者の二人は痩せることができていました!もち麦を食事の取り入れることは腸内環境を改善することによる痩せ効果を期待できるということにはなります。

しかし、腸内環境を見ると、虻川さんはデブ菌が減って、痩せ菌が増えていましたが、信江さんの場合はあまり変わっていませんでした。腸内環境は人によってすぐに反応する人もいればそうでない人もいます。

なので、すぐに痩せる人もいれば、なかなか痩せない人もいます。やっぱり痩せない!と思ってすぐにやめるとせっかく始めたのにもったいないということです。

とにかく継続するということが大切なんです!

そして、腹囲が急激に減った理由にも腸内環境が改善したことが影響します。

なぜ、お腹がぽっこりしているように見えるかというと、腸内環境が悪いせいで、腸の中の便からガスが出ているのと、腸の動きが悪いので腸がむくんでしまっているからなんです。

腸内環境が良くなると腸の動きが活発になります。腸の動きが活発になるとムクミが減り、腸内の便もすっきりするので、ガスの発生が少なくなるんです。だから自然とポッコリお腹も解消されるんです。

デブ菌をまだまだ減らす!腸内環境を良くする方法

一種類の水溶性食物繊維だけをとり続けると腸内環境も慣れてきてしまうので、いくつかの異なる食物繊維を組み合わせて摂るほうがより効果的!

食物繊維×食物繊維で腸活相乗効果でおすすめなのが、3つの豆を混ぜた3豆丼です。材料と作り方を紹介しましょう。

材料

  • 枝豆:50g
  • 豆腐(絹):50g
  • きざみ海苔 
  • 納豆:1パック
  • 納豆のタレ

作り方

  1. 納豆についているタレを入れて、豆腐・枝豆を入れて混ぜる
  2. もち麦ごはんにかけて完成

大豆の薄皮には多くの食物繊維が含まれていて、大豆のたんぱく質を摂取するという意味でも有効です。食物繊維の種類も量も増えるので理想的な組み合わせなのです。

今回は体の内から健康になって痩せやすい体になる方法を紹介しました。腸内環境を良くすることはダイエット効果だけではなく、健康や美容にとってもいいものになります。

もち麦は主食になるので、その一部をもち麦にかえて、ご飯を食べることは比較的に続けやすい方法だと思いますよ!しっかり続けて、痩せやすい体を作っていきましょう!

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ケンイチ

ずっと痩せていたのに、アラフォーになると体にどんどん脂肪がついてくる…。このままではいけない!って決心して色々なダイエットを実践して少しずつ痩せています。

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